法とイラスト

法律の雑記、イラストのアップ、ビールのレビュー等をします。

弁護士の仕事をみて感じた正直な感想

今週、また別の事務所にインターンにいっていました。

 

〇企業法務のイメージについて

これまでの私の中の企業法務に対するイメージは、一般市民とは距離を置いたスーパーエリートたちで構成されるリーガルコンサルタントたちが激しい競争を繰り広げている、資本主義のトップに君臨する大企業経営者すなわち強者の味方をする、またM&Aや金融などの個人的に何の興味もわかなければ何がおもしろいのかもわからない分野ばかりやる、という感じでしたが、そういうイメージはちょっと変わりました。

 

たしかにエリート揃いなのは事実でしたし、中には一般民事のかったるい仕事なんてやってられないという人もいくらかいましたが、企業法務も必ずしも強者の味方をするわけではないことを知りましたし、他の弁護士や官公庁、企業の人たちとさかんに折衝をする必要があって、人と人とのつながりをとても大切にする仕事なのだなと実感しました。また、M&Aなどは、業界構造や企業構造、世の中の仕組みを明らかにしていく過程でこれまで知らなかったたくさんのことを知る機会を得ることができ知的好奇心を非常に満たしてくれる仕事なのだなと感じました。

 

〇労働時間について

どうも、企業法務系の法律事務所の方々を見ていると、ワーカホリックの人が多いような気がします。朝10時から終電まで毎日働いても、むしろそれが楽しい、という感じの人々です。

 

誰かに必要とされること、誰かの役に立てること、自分にしかできないことが増えること、自分が頼りにされることは確かに大きな喜びになるのだろうなと思います。

また、私自身働きたくないわけではなくて、むしろ早く働いて独り立ちしてお金を稼ぎたいと思っています。それは、親にこれ以上頼りたくないし、独力で生活のためのお金を稼ぐことのできる人に憧れをもっているからです。

 

ただ、仕事とは、第一義的には「生活のためのお金を得るために半ば仕方なくやる必要があるもの」だと私は考えています。そして、無理をして高給な仕事をする必要はないと感じています。

 

なぜなら、彼らのような激務をしていては、それ以外のことをやる余裕がなくなるに違いないからです。

 

私は学びたいことを学び、自分の美的な感性と技術を磨くことを人生の目的だと考えていて、やがては人に認められるような作品を作ることを人生の目標としています。

  

法律事務所の方々に私の趣味などをいうと、だいたい反応がわかれます。一つのパターンは笑顔で「おもしろいね!もっと聞かせて!」というような反応。もう一つのパターンは「ふ~ん、まぁそういうのは今のうちに楽しんでおいたらいいよ。働き始めたらそんなのぜんぜんできないから。」という反応。

後者の方は後者の方なりの人生観があり、おそらく幸せなのだろうと思います。ただ、年収3000万円プレイヤーを目指している人とか、特定の分野の第一人者になるため仕事のみに明け暮れている人とは、仕事に対する考え方や人生の目的が私と異なっていて、何となくそりが合わない感があります。

 

どういう仕事をするか以前に、どう生きたいかが先にあるはずであって、生き方と矛盾する仕事はできないだろうなというのが正直な感想です。