萌えイラスト研究ブログ

自分が描いたイラストや、イラスト制作中に考えたこと、イラスト制作に役立ちそうな情報を発信するブログです。

デッサン基礎講座終了

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鍋と木のボールのデッサンです。

 

今日で全8回のデッサン基礎講座を受講し終わりました。

 

まだデッサンの力は全然ついておらず、今日の出来も自分的に満足できていないので、いつか徹底的に訓練したいと思っています。

 

デッサンを8回やって気づいたことをまとめておきます。

・全体を見ることが大切

デッサンは、細部を描いている時の印象と、全体を見た時の印象が全然違います。描いているときは、全体に気を配らなければいけません。絵から50cm程度離れた位置でも全体は見えますが、絵から5メートルほど離れて、しかも30秒~1分眺めて初めて、おかしいところに気づけることが多いです。

これはデジタルでも一緒で、拡大作業ばかりしていると、全体の印象が自分のイメージと全然違うという場合があるから、やはり全体を確認するのは大事ですね。

また、デジタルにおいて、サムネイルにしたとき、全然映えないという現象(それによってpixivにアップしても見る人にクリックしてもらえないという現象)とも似ています。

 

・色をがっつり置くのが難しい

私の場合、鉛筆の筆圧を最大にして思い切って塗りつぶすのが難しく、メリハリのない絵をいくつも描いてしまいました。

現実の物を正しく観察できていないということもあると思いますし、それを紙に表現するやり方をよくわかっていない状態なのかなと分析しています。

…やり直しが超カンタンにできるデジタルに、なれているせいかもしれません…

 

・絵はどう嘘をついてそれらしく見せるかだということ

ピカソの言葉で、

芸術が真実でない事は誰もが知っている。

芸術とは真実を悟らせてくれる嘘である。

 というのがありますが、デッサンをやってみて、絵はどのようにしてそれっぽく見せられるかの勝負だと感じました。

もちろん、デッサンをするとき、現実に全く存在しないものを描いては当然ダメなのですが、そもそも現実の物の色と鉛筆の色は違いますし、基本的にすべての情報を絵に書き写すわけではなく、情報を取捨選択する必要があります。

 

そこで、純粋に自分の見たまま・感じたままをありのままに描く(=嘘をつかない)というより、自分の見た情報を、自分の知識や理論、テクニック等で料理したうえで、絵を見た人が「うわ、それっぽいなぁ」と感じるように描く(=嘘をつく)、というのが正しい考え方かと思いました。

 

金属なら金属っぽいな、木なら木っぽいなと感じさせることができれば勝ちで、感じさせられなければ失敗です。

 

そう考えた時、描いている自分は金属の鍋、木のボールであることはわかっているのですが、絵を見た人は何を描いているのかは絵を見てしか判断できないわけで、

絵しか見ていない人の立場に立って、どういう風に描いたらそれっぽいなと感じるだろうか?という問いを立て続ける作業だという風にも感じました。