萌えイラスト研究ブログ

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ボーヴォワールのいう人生の意味(TED Ed)

TED Ed というアメリカの若者向けのyoutube教育番組があります。

英語の勉強のために、たまに聞いています。

単語が難しいんですよね…

今回聴いたのは、シモーヌ・デ・ボーヴォワールの回です。

(英語だと「ぶゔぁ」「でぶゔぁ」にしか聞こえません)

 

www.youtube.com

 全訳

 以下、大体全訳です。高校の宿題思い出しました(疲れた)。

 21歳のとき、ボーヴォワールは、最年少でフランスで一番優秀な大学の哲学試験に合格し、見事に卒業をしたが、彼女は哲学のルールを学んだや矢先に、それを壊したいと考えた。彼女はプラトンイデア論を教え込まれたが、その考え方というのは、現実世界を、高次の真理や普遍の理想の欠陥ある反映物として、捨て去るものだった。しかし、ボーヴォワールにとって、若いころの人生は大変おもしろく、官能的で、激動のものだった。満ち足りた現実世界への探求心によって、彼女の人生は形成され、最終的に、急進的で新しい哲学を発想した。

 恋愛的・知的な意味でのパートナー、サルトルとの終わりのない議論を通じて、彼女は自由意志、欲求、権利、責任、そして個人の経験の価値について探求した。第二次世界大戦後の数年間のうちに、そういった考えは、彼らの業績に最も密接に関連する一つの学派「実存主義」に結実した。

 ユダヤキリスト教の伝統的な考え方では、人間はあらかじめ運命づけられた目的の下に生まれてくるものとされていた。が、ボーヴォワールサルトルはこれに対する革命的な代替案を提示した。彼らは、人間は生まれながらに自由であり、神の計画なしに、実存の中に放り込まれると主張した。ボーヴォワールが認めるとおり、この自由は、ありがたいものでもあり、負担でもある。著書「The ethics of Ambiguity」の中で、彼女は、「最も倫理的に必要なことは、自らの人生の意味を創造することであり、それは他者が同じことをする自由を守りながらしなければならない」と説いた。ボーヴォワールは「自由を否定することのみに向けられた自由は否定されなければならない」と書いている。その哲学は、その学派の学者に対し、私たちの欲求が内的/外的に生み出すあいまいさと衝突を通り抜けることを、要求した(※①)。

 そして彼女が彼女自身の目的を探し求めるうちに、次のような疑問を抱き始めた。すなわち、みなが自由に意味を追い求める価値があるのだとするなら、なぜ彼女は女性らしさという社会の理想によって縛られねばならないのかという疑問である。

 彼女は多くの著作、講義、行動を起こしたが、彼女はその考えを男性の仲間に真剣に捉えてもらうようにするのにもがき苦しんだ。彼女は、大学で研究し、学会誌を書き、物語や哲学を紡ぐために、カトリックの育て方や結婚生活で必要とされるものを拒否していた。しかし、このライフスタイルを採用することによっておっているリスクについては、そういった自由を当たり前のものとしている彼女の多くの男性パートナーには無関心だった。彼らは、ボーヴォワールの、女性の内的生存を探求する活動に対し、知的関心を持ち合わせていなかった。その著者(ボーヴォワール)の、性にオープンな関係性や、バイセクシャルであることに対しても。

 彼女の視点の重要性を訴えるため、ついに彼女はもっとも挑戦的な著作に乗り出した。実存主義の基礎を創造したのとまさに同じように、今度は、ジェンダーの限界を再定義した。1949年に発刊された「第二の性」で彼女は、「私たちの人生の意味と同じように、ジェンダーは運命づけられたものではない。」と主張した。彼女の有名な一節に「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」があり、そして女性になるために、他者になるのだと主張している。ボーヴォワールは「他者化」を、「女性に、理想的な人間主体として歴史上位置付けられ、かつそうであった男性以下のものとしてラベリングする過程」として定義している。他者として、女性は、男性以下であると考えられ、それゆえに構造的に自由を追い求めることを制限される。

 「第二の性」は、女性の抑圧の詳細な歴史を提議するフェミニズムに不可欠な文献となり、豊富な逸話的証拠となった。「第二の性」における個人的経験と哲学的発明の組み合わせは、フェミニストの理論を語る上で新たな言語となった。今日、これらの議論はいまだにボーヴォワールの主張から引用され、その主張は、平等の追求において「哲学と人生との間に離婚はない」というものである。もちろん、あらゆる基礎的な業績と同様、 「第二の性」の考え方はその発刊以来、人々の間に広がり続けてきた。多くの現代思想家たちが、人々が他者化される他の考え方を探求してきたが、ボーヴォワールはそれを認めていない。これらの考え方の中には、今日私たちが、ジェンダーや性同一性に関して理解している広いスペクトラムと同様に、人種的、経済的同一性を含む。

   ボーヴォワールの遺産は彼女の大学の2人の生徒との不純な性的関係に対する非難によって、より複雑なものとなっている。この非難に直面して、彼女は、自分の職位を汚したとして、教職免許を取り消した。この側面とその他の側面とにおいて、ボーヴォワールの人生は議論の対象となったままでおり、彼女の著作は、初期のフェミニズムの出現における物議をかもす瞬間を象徴している。彼女は、余生、その議論に参加し、1986年に死を迎えるまで、創作、哲学、論文を書いた。

   今日、彼女の作品は、哲学的言語に対し、再考され、再訪され、この革命的な思想家が受け入れられていたかもしれない反応に対して反抗されることを要請している(※②)。

 単語など

esteemed  広く知られる、尊敬される

with flying colors  見事に、大成功を収めて

rule  常習

school    教育する、教え込む

anything but  ~のほかなら何でも

enthralling 人の心を奪う、大変おもしろい

sensual  (知的・精神的と区別して)肉体的感覚の、官能的な、肉欲的な、官能をそそる、肉感的な、好色な、肉欲にふける

converge  一点に向かって集まる、集中する、(…に)集中する、一点に向けられる、まとまる、収束する、収斂(しゆうれん)する

preordained   (…の)運命をあらかじめ定める、 あらかじめ運命を定める 、 (…に)あらかじめ運命づける

imperative  ぜひともしなければならない、緊急の、必須で、肝要で、命令的な、断固とした、威厳のある、厳然たる、命令法の

prolific    多産の、実をたくさん結ぶ、多作の

activism     行動主義

peer    (年齢・地位・能力などが)同等の者、同僚、同輩、仲間、貴族

upbringing    養育、育て方、しつけ

marital    結婚の、夫婦(間)の

memoir    (筆者自身の)思い出の記、回顧録、(本人の知人縁者による)伝記、略伝、研究論文、(学会の)論文集、学会誌、紀要

be lost on somebody  =if something is lost on someone, they do not understand or want to accept it

embark =to go onto a ship or a plane, or to put or take something onto a ship or plane

predestined =something that is predestined is certain to happen because it has been decided by God or fate

othering  他人化

treatise  = a serious book or article about a particular subject

insistence  =when you demand that something should happen and refuse to let anyone say no

misconduct=  bad or dishonest behaviour by someone in a position of authority or trust

in the face of   …に直面して、…を物ともせずに、…にもかかわらず

contentious=controversial, argumentative

 

訳し方がよくわからなかったところ

① This philosophy challenged its students to navigate the ambiguities and conflicts our desires produce, both internally and externally.

 

this philosophyはexistentialism。

 student は学者だと思うんですが…

 

② Today, her work offers a philosophical language to be reimagined, revisited and rebelled against a response this revolutionary thinker might have welcomed.

たぶんphilosophical languageが一個の意味のある句だと思うんですが、何言ってるのかよくわからないです。